ちょっと待った！ | 2006年10月17日
さて、世の中の先生方が「ほんとに迷惑」している事件が起きてます。
子供の事を考えて、悩みながらも指導している先生もいるのに...
ご存知のとおり、連日の報道で情報は持っていると思いますが
こんなのもあったので載せておきます...
なお今回の件は「教育者」とか「教師」とかではなく
一人の大人が蒔いた種で「死者」が出たと言う事だと思ってます...
福岡県筑前町の三輪中学校２年の男子生徒（１３）がいじめを苦に自殺したとみられる事件で、１年生時の担任だった男性教諭が男子生徒へのいじめを誘発するような発言をしていたことに対し、九州の教師や保護者からは「教師の人権意識が問われる」との批判の声が上がる一方、「生徒への指導がますますやりにくくなる」と影響を不安視する声もあった。福岡市の男性小学教諭（５３）は、同市城南区の中学校で１９９１年、中三男子に対して担任教師が率先して引き起こした「葬式ごっこ」事件を思い浮かべ「あの事件は、先生が多くの子どもと同じレベルに並び、被害者の子ども側に立ちきれなかったことが原因だった。あの反省が生きていない」と悔やむ。
「今回の元担任は、自らの言動が子どもの人権を侵したということをどこまで認識しているだろうか」と語った。同市の３０代女性中学教諭は「同僚にもエッ？ と思うこと（生徒の陰口）をつい話してしまう先生はいるが、それを教室で生徒に話すというのはちょっと考えられない行為だ」と批判。同市の中学校に勤める５０代女性教諭は「似たような教師を何人か知っている。本人はクラスを盛り上げるつもりの冗談が、人をあげつらう不快な話になり保護者から苦情が出たこともある」と語った。一方、「１人の教師のために、生徒指導がますますやりにくくなってしまう」と危惧（きぐ）するのは熊本市の男性中学教諭（５０）。「子どもたちはぶつかり合いながら成長していくもので、たくましく育ってもらいたいとの思いで指導するが、今回の事件をきっかけに、傷つけないよう配慮することばかりになりはしないか」と話した。高校生と小学生の子どもがいる北九州市門司区の母親（４６）は「校長や教育委員会と保護者との間で板挟みになり、だれも守ってくれる人がいない今の教師は、子どもにいかに気をひかれるかに神経をすり減らしているようにみえる。その結果、他の生徒にうけるような言動をしたのではないか」と語った。
ぶっちゃけさ、今回のことって法的に訴えることって出来ないんでは？
僕は法律には詳しくないけど、どんな訴訟になるんだろ？
親が学校を訴えるのか？先生を訴えるのか？
仮に何かの訴訟で学校側が負けた場合、金払うのは税金では？
つまり自分が払った税金が戻ってくるだけでしょ...
なんにせよ「やったもん勝ち」で片っぽは「泣き寝入り」だよね...
さらにさ、報道されている全てが事実ならば「死」で償うしかないのでは？
「あの笑顔を返せ」なんて言ってるほど冷静には慣れないね...僕は。
追記：今回いろいろと調べていたらこんなサイトがありました。
この事件以外にもたくさん教育のことを書いていらっしゃいます。
[ きょういくブログ (教育問題について考えるコラム・「教育を考える Edu-Garden」と連動して運営)]
posted by Madbavoo : 2006年10月17日 02:11
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コメント
見つけちゃった...きっかけの人。
まっ、あえてフルネームは避けますが...
『**伸一 国語講師 年齢47歳』
こういのって関係者の「ちくり」だよね(ノ_-;)
投稿者 Madbavoo | 2006年10月17日 02:50
例の校長様はさぁ、こんな事も言ってる...
「これからは『先生、そんなこと言ったら傷つくよ』と話し...」って...
一人の人間として、社会に出る１人の大人として「義務教育」を受けている立場の生徒達に
「先生、そんなこと言ったら傷つくよ」と言って指導する様に即している...
つまりさ、この学校の生徒は「教師」の事を指導しなくてはならない...
指導者が適切な指導しなくてはいけない多感な時期なのに...
(￣○￣)ア(￣о￣)ホ!もここまでくれば表彰ものだわな...
しかしさ、今回の事もそうだけど、最近の日本は「アメリカ的」な感じですね
「事実を認めたら悪者になる」的な。
まぁ僕が想像するところ...
「今の位置をどうやってキープできるか」をむねとし
「立場が『やばくなったら』知らぬ存ぜずを通しましょう」を忘れずに
未来を担う子供達に対し「一般社会はこんなもんだぜ」ってことを
「精神的に『叩いて叩いて』教え込んで行きましょう」
って、この校長様は考えているのではないかなと...
(゜ペ) エットォ…僕の記憶が正しければ学校で教わったのは
「嘘をつくな」・「悪い事は認めて反省しなさい」だった様な...(・_・?)
投稿者 Madbavoo | 2006年10月17日 11:46
校長になるためには教員のときにマイナス面がなければいい。プラス面は考慮されないのです。
知る限り、全力で現場を生き抜いた教員が校長になるケースは少なく、しかも、教育委員会の腐敗が校長を動かしているため、あの校長もあんな言動になっていると推測されます。
教育委員会は裁判になったときのことのみ考え、今後もあの校長には『いじめ』が直接の死因になったということを認めさせることはないかもしれません。
校長の存在が非常に邪魔になって現場が困っている状況を知っています。
どちらにしても、そこには子供の存在がありません。子供のために考え、動く。そして子供が答を出す。それが教育だと思います。
投稿者 TFｵｰﾅｰ | 2006年10月17日 22:26
マッドバブーさん 初めまして！
今日エフヨコでこんなニュースも入ってきました
「母親が娘に日々暴行を加えていた上、
掃除をさせていて残ったゴミを食べさせていた」
いじめのニュースといえ痛みが分からないのか・・
投稿者 uki | 2006年10月17日 23:15
ukiさん、書込み感謝でございます(__
その話、さきほど読んでみました...
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20061017-104923.html
いったい世の中はどうなっちゃてるんだろ？
幸い僕の周りにはそういう人間は存在しない様なので、ほんとに理解不能になります。
おおげさですが、今の日本は「人がオカシク」なってしまうほどのストレスがあるのでしょうか？
まったくもって疑問でなりません、ほんとに残念な話です(__
TFｵｰﾅｰ様、ある意味待ってました(__
結局、道徳という事がずれているんでしょうね。
「長いものには巻かれろ」とはこういう時に使う言葉では無い気がしますが
その結果が自分の首を締めていくんですもんね。
なんつ〜か、被害者ばかりじゃんって感じがしました...
うーん、僕の中では解決できない問題に思えてしまって...
せめて自分だけは胸はって生きてゆきたいなとも思いました。
さらに、自分が生きている世界もわりと「汚い人間」がウヨウヨしてるので
そうならない様に意識してないと、やばいかなぁ...っても、思いましたね。
何にせよ、僕がここで吠えて、どんだけの子供が救えるのか
そう考えると＝(￣□￣;)⇒沈んで行きますね...何だかまとまらないです(__
追伸：ukiさん、余分なの消しました、何だかすいません気を使わせてしまって
今後は「放置」しといてくれれば勝手に消しておきます。
TFｵｰﾅｰ様、「好調」って.../(*ε*)
とりあえず直しておきましたんで...(^^;
投稿者 madbavoo | 2006年10月18日 00:35
校長・・・好調・・・
そうあってほしいという願望の現われか･･･
反省・・・
投稿者 TFｵｰﾅｰ | 2006年10月18日 03:09
ＯＫですー
記事を読みましたが同じく理解出来ません
少し思ったのが表現の仕方が分からないのかな
いじめのニュースも
子供は死ぬ事は殴られるより
痛んだと分かってたんですかね
投稿者 uki | 2006年10月18日 16:40
「しつけ」の個人差ですかね...
今までは心の中にあった「境界線」が曖昧になりつつあるのかも
っで、当たり前の表現ができなくなる...
(-_-;ウーン、ちょっと強引ですが、そんな感じではないかと...
殴られ続けるよりは終わらせたかったのかも。
あんまり言いたくは無いけど、家庭では何を教えていたのか
子が親に相談できない家庭...そこにも問題がある様に思うんですがね。
でもまぁ、推測の域を超えないですな...
ただただ自分だけはそうならない様に、意識していくしかないかも。
投稿者 madbavoo | 2006年10月18日 22:02
改めて書くべきかもしれませんが...
今日のニュースの「3歳餓死」。
このニュースで僕が思う事「やはり欧米化が進んでいる」。
日本とどこかの国の既婚者に対してのアンケートで
「自分の妻と子供が溺れています、どちらを助けますか」
というのがありました...
欧米の既婚者の回答の大多数は「妻」。
日本の既婚者は「子供」。
この事の補足で「子供はまた作れるから...」と。
さらにもう1つ、20年くらい前が僕の中学生時代で
その頃は「家庭内暴力」ってのが流行ってて
子供が親に暴力をふるっていたのですが...最近は逆になってきてます。
っで、児童虐待とかの親の年齢がこの頃を経験した年齢に近いこと....
上記２つを試しに一緒にして考えると
・不要な物は「捨てちゃえばいい」または「変えちゃえばいい」
になる様な...。
物が溢れている時代に育った親達
そして、親をも暴力で抑えようとした時代に育った親達
そんな親達が日本の人口の大半を締めているのも
今の日本の現状ですね...
僕自身「やられたことは倍にして返す」と言った正確を持ち合わせています。
歳と共にこの感情も薄くなってきてますが、意識する様にしています...(--
投稿者 Madbavoo | 2006年10月23日 16:46
まったく、けしからんですね！
虐待、いじめ、餓死...。
そんな経験をしてしまっても、
子供というのは、『自分が悪い子だから、怒られてるんだ...』とか、
『こんなに怒られるんだから、自分は絶対ダメな子なんだ...』っと、
過剰な暴力にも、気付く事なく、そんな毎日の生活の中で、
ただひたすら、1人で自分を責め続ける...。
親のせいにはせず、自分に非があり過ぎるって、孤独に考える...。
悲しいです。
その家族や環境で生きるための、マインドコントロール。
生きるため、辛さに堪えるための、自己流のインプット。
そんなことしなくてもいいのに..。
辛いですね、虐待を経験してきた人達が、また起こし、繰り返す。
そんな経験をしてきた人達が、リアルな生の声で、
誰よりも、食い止めるチカラを持っているのに...。
そこに気が付かない。
引き継ぐんじゃなくて、自分の代で終わらせることをしない。
ある意味、宝の持ち腐れに似てます。
悲しいことですね。
投稿者 Yu-na | 2006年10月23日 22:17
うなずくばかりです
純粋’で傷つく世なんですね
投稿者 uki | 2006年10月24日 22:17