syslog3 | 2006年10月30日

一週間という長〜い時間がたってしまいました...いかがお過しでしょうか?
あれからさらに何人かの方が「ポート診断」を試された様で...
世の中でいう「怖ーいポート」は閉じていたのだろうか?

なお今回は「とりあえず閉じとけ」には何が必要か...を書いてみようかと。

 iTunes Store(Japan)

早速、問題が起きそうなポート
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・445

今のところ、この種のポートからの攻撃はMacOSは問題無さそうなので
あえて説明はしないがWindowsの方々は特に気をつけるベキの様だから
先の「ポート診断」で開いていたら、閉じることをお勧めする。

各ポートの危険性については下記リンク先や検索「ポート番号」などで
探して「怖さを理解」していただきたい...

Link : Windowsで使うポートとセキュリティの落とし穴

な〜んとなく理解できたところで、これを閉じる道具をご紹介...
ブロードバンド ルータ(以下ルータ)

んで、こいつが実際にしてくれることと言えば...
インターネットに繋がっている自分のパソコンに壁(FireWall)を作ってくれたり
「1つの回線で、何台かのパソコンを同時にインターネットさせてくれたり」する。

今回「問題視」しているポートの開けたり閉じたりも、当然「FireWall(ファイアウォール)」を使い自由(意図的)に操作することができる。とにかくポートを閉じたければ、特に難しいことをすることなく、ルータのファイアーウォールの設定画面で「閉じます」とすれば良いでしょう。
ぶちゃけ、これ自体はハードつまり、機械を新たに導入するためコストもかかるが、一番安心してインターネットに接続していられる道具である。

ここで「なんだよ金かかんじゃん」と言うなかれ!
転ばぬ先の杖、パソコンにカギ掛ける前に「門」にカギ掛けておけば
そうそう侵入することも出来ないし、いくらか安心していれるでしょ...

僕のルータに対するイメージはこんな感じです...極論。
大豪邸に「門番さん」がいて、そこを通過するにはお許しを貰わなければならない...
この大豪邸の主人はやたらと忙しく、一日に沢山の人が訪れるので
門番さんも沢山の人を確認しなくてはならない...
例:「はい、あなた知ってます、通って良いですよ」「誰ですか?知らないなぁ...」大変です。

そこで、門番さんは簡単にできないかと思案したところ「許可証」があれば良いのではと。
さらに、自分が確認するのではなく「自動改札」みたいなのを買ってもらえば楽になると...

そんで自動改札機には「アポ無し」でも通れる道を用意し「出口」に案内させ
「やっぱ許可証かアポとらないと入れないんだな」と思わせる様に仕込みました。
さらに主人のところに訪れた人が何を持っていったかとか、仕えている者にも入り口を作り
「誰が」「いつ」門を通過したかとか、全ての記録してくれることも覚えさせました...

これで門番さんは自分の記憶に頼る事無く、通過する全てを確認できる様になり
手書きで記録していた大変な作業も、しなくて済む様になりました。

でも、これでは門番の仕事が無くなってしまう...門番さんそう思ったけど考え直して
「私は別の仕事をしよう、こんどは***でもしよう」と門番の仕事を譲ったそうです...
つまりこれが「ルータ」ということになります。
なお自動改札が「Firewall」、全ての記録が「syslog」ということになります。

Firewallはこの様にハードウェアの機能の1つとして導入するいがいにも
ソフトウェア的にも導入することができます、例えば「ノートン ファイアウォール」。
このソフト当然お金かかりますがそのかわり多機能です。
しかし、世の中には無料で同じ様なことをしてくれるものも存在します。

なお、この連載の目的は「syslog(記録をとること)」の説明であり
ルータの導入が最も安全と考えているため、Firewallアプリケーションの使い方は
説明していきません...(多種が存在するためという理由も含めて)

ソフトウェア的に設定したくても、さっぱり解らんってかたは
メールでも下さい(トップページ下部の「紙ひこうき」)。

ちなみに、ルータの機能(firewallも含めて)を持つモデムなども存在します。
この際導入しようと言う方も、そうでない方も一度自分の周辺機器を確認してみては?
(例として、背面のLANの差し込み口が「4つ」あえばとりあえずルータです...)

次回は僕が所有しているルータでのFirewallの設定とsyslogの導入。

追記:世の中にはルータに侵入できる「技術を持った人」が存在すると言われています...
実際そうなんだと思いますが、家のカギも開けれる人がいることを考えれば同じかなと
「どうせ開けられちゃうからカギかけなくて良いや」って人はいないですよね...

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posted by Madbavoo : 2006年10月30日 16:11

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コメント

あいてます~だいぶ。。。
でもskypeとかやるのにあけてなきゃいけないとかもあるんですよね??
やたらめったら閉めたら何かできなくなるってこともあるんでしょうか。。。

投稿者 YAH-MAN | 2006年11月02日 10:50

>やたらめったら閉めたら何かできなくなるってこともあるんでしょうか。。。
とりあえず閉じてみて、使えない機能やアプリケーションが存在したら「開けてみる」

今回のケースで考えれば「skype」だけ必要なポートを開くことで、より一層安心することができるのではないでしょうか。

ちなみに、ざっとskypeの説明を読んだところ...
「発信 TCP 接続を開放する必要があります」と書いてありました。
つまり、着信は特に考えなくて良くて、発信だけうまいことさせてあげて下さいってことだと思います。
僕の環境を例にすれば、ルータは、特に規制しないかぎり全ての発信方向のポートを開けていますので、着信方向のポートを全て閉じたとしてもskypeの利用は出来ると思います。

投稿者 Madbavoo | 2006年11月02日 11:47